ＩＳＯ９０００認証取得のための品質システムを構築する際、大別して上記の４つのタイプが存在します。今日までの取得の経緯を見ると、多くの企業が２重システム・過剰文書型で認証を取得しています。認証取得して数年経過した企業の多くが、２重システム・過剰文書型のＩＳＯ９０００の見直しを迫られております。
ＩＳＯ９０００の品質システムは、それまで属人的な管理に頼っていた組織に、透明性をベースとしたマネジメントシステムを導入することにより、企業活動の品質を向上する大きな意義があります。しかし、企業の永遠のテーマで、一歩も留まることが許されない改善活動を品質システムに作り込み、ビルトインしないと、むしろ現状を固定し、改善をやりにくくするシステムとして、企業の収益向上に立ちはだかります。
管理技術研究所の指導スタッフは、ＩＳＯコンサルティングに先立つ長年の改善コンサルティングの経験と実績を活かし、効果的な品質システム構築とそれに組み込むべき改善活動を分析し、診断する「ＩＳＯ９０００現状診断」を提案します。１〜２日間の診断で、貴社が向かうべき品質システムと改善活動は何か、的確な答えをお出しします。
企業からの要請 
事前資料入手
日程打ち合わせ 診断実施 診断報告書作成 診断報告書提出 現状診断の終了
現状診断の結果をコンサルティングの予備診断として、ＩＳＯ９０００の品質システム構築と改善の実施を織り込んだ本診断（コンサルティング）を実施致します。効果的なＩＳＯ９０００の導入を実現するために、指導スタッフの本診断をご検討下さい。
（企業規模により料金と日数は変わります）
交通費 実費（事前打ち合わせを含む−−−必要な場合）
宿泊費 実費（宿泊の必要な場合）
ＩＳＯ９０００認証取得プロジェクトをスムースに推進させるために、自社の品質管理体制のレベルを早い段階で的確に把握することが重要です。管理技術研究所は、主任審査員をリーダーとする１〜４人の審査チームによる模擬審査を企業で実施することにより、貴社の現状をとらえ、品質システム構築及び整備の指針として活用することをお勧めします。
模擬審査では、審査登録機関の本審査と同じように、品質システムの指針であるＩＳＯ１００１１規格に適合した１〜２日間の審査を行います。この審査により、現状の品質システムの強み、弱み及び欠けている部分が明らかになり、審査チームが提出する報告書及び不適合指摘記録をもとに、貴社のＩＳＯ９０００プロジェクトを的確にすることができます。
プロジェクトが正式に承認されたときに模擬審査を行います。品質マニュアル等の文書類も未整備で、品質システムもあるがままの状態ですが、全社員に対するインパクトは強烈です。つまり教育効果と自社のシステム現状確認を狙った模擬審査です。
品質マニュアルや、品質システムもかなりの程度整備され、その整合性を推進する段階に模擬審査を行います。この段階の模擬審査は、システムの整合性を客観的にチェックすることが主な目的になるでしょう。模擬審査を内部監査のお手本にすることもできます。
本審査を行う審査登録機関の予備審査に近い内容になります。本審査に向けて審査の手順を各部署で確認する機会となります。予備審査の場合と異なり、気がかりな部署を集中的に審査することも、この段階の模擬審査の有効な実施方法です。
審査チームの代表者が審査プロセスを説明すると共に、下記の事項を確認します。
確認事項：管理責任者、模擬審査対象／目的／範囲、審査開始／終了の時間、審査対象文書（品質マニュアル／手順書／作業指示書等）−−−品質マニュアル未作成の場合は設計あり、設計なしのどちらを採用するかを確認、最新組織表、業務案内書
確認事項：審査日時、面接を受ける管理者／担当者
チームミーティング 審査実施 チームミーティング 第１日終了 審査実施 チームミーティング 終了会議 第２日終了審査報告書並びに不適合指摘記録
１０〜１５万円／人／日
交通費：人数分実費（事前打ち合わせを含む）
宿泊費：人数分実費（必要のあるとき）
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